甲子園が見物

甲子園は一つ一つのプレーが見物

守備

甲子園はゲームセットの瞬間まで見たくなる試合が多いです。たとえどんなに点差が開いてしまってもです。むしろ点差が大きく開いているからこそ見たくなるのかもしれません。

試合の序盤からエースが撃ち込まれた場合や、守備の乱れから相次いで失点など、甲子園はプロより点差が開く試合が発生します。
しかし、球児たちは諦めません。
それは見ている人も同じかもしれません。

大量点を許した回でも、守備のファインプレーで三つ目のアウトを取れたなら、スタンドから大きな歓声が起こります。直後の攻撃でも、ランナーが出れば歓声は続き、一点でも返せれば大歓声へと変わります。

甲子園の楽しさの一つが九回の攻防ですが、九回裏に同点に追いついたり、サヨナラ勝ちを収めるチームは、逆転を信じて一つ一つのプレーに集中し、流れを自分たちに呼び込むものです。中には甲子園が公式戦初出場の選手も、今までベンチやスタンドの応援に回っていたのが嘘のみたいに、守備で良い動きをしたり、打席でしっかりとしたスイングをしてくれます。

甲子園ファンも、こういった選手一人ひとりの必死な姿勢に熱くなり、最後の瞬間まで楽しみます。

選手も勝敗の他に、応援してくれる人がいるから懸命なプレーができるのでしょう!

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